公認心理師養成大学教員連絡協議会の発足

 このような要望を実現するためには、大学間で公認心理師養成の情報を共有し、これからの方向を考えていくためのネットワークが必要であると考えられました。そこで、公益社団法人日本心理学会は、2018年に「公認心理師養成大学教員連絡協議会」を発足させることにしました。

 公認心理師養成大学教員連絡協議会は、公認心理師養成についての情報を集めて共有し、科学者-実践家モデルにもとづく公認心理師養成のありかたを議論しています。この会は、次の4つのワーキンググループに分かれて、5年後の制度見直しに向けて、活発な活動を進めています。

① 学部カリキュラム(標準シラバス、コンソーシアムと単位互換など)、

② 大学院カリキュラム(実践力の育成方法、実習施設との連携のあり方、臨床技能の到達基準、研究者養成、実習指導者育成など)

③ 実習要領(実習施設要件、実習指導者要件、実習内容等の検討など)

④ 国家試験(試験内容や出題方法の検討など)

 幸いにも多くの先生方のご賛同をいただき、組織会員・個人会員・加盟団体とも順調に増えております。

詳しくは次のサイトを参照ください。
https://psych.or.jp/qualification/shinrishi_info/