
こころの健康のために
こちらの情報は、一般社団法人公認心理師の会の会員からの情報提供をもとに掲載しております。掲載基準は、別途ご確認ください。担当:研究推進・学術情報提供委員会
No. | 情報サイト | サイト運営責任者 | リンク | 解説 | 掲載日 | |
1 | サニタ|こころの健康教室 | 水野雅文(東京都立松沢病院) | 詳細 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の委託研究「児童・思春期における心の健康発達・成長支援に関する研究」代表研究者水野雅文により運営するものです。 | 2022年6月16日 | |
2 | こころとくらし(ここくら) | 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 | 詳細 | 研究で得られたヒント・エビデンスを当事者や現場の方々にも活用してもらえるよう紹介するサイトです。 | 2022年6月16日 | |
3 | 家族心理教育 | 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 | 詳細 | 統合失調症をもつ方のご家族を対象とした心理教育資料です。社会資源編は他の疾患をもつ方やそのご家族にも利用可能です。 | 2022年6月18日 |
2020年5月13日版
メンタルヘルスのために活用できる資料集
以下の資料は、心の健康づくりやストレスマネジメント、メンタルヘルス向上等に役立つ情報がわかりやすくまとめられています。ご活用ください。
タイトル | 提供者(所属) | 資料 |
ストレスに負けないこころと身体をつくる | 鈴木伸一(早稲田大学) | DL |
気分の落ち込みに上手に対処しよう | 鈴木伸一(早稲田大学) | DL |
ステップバイステップで不安を乗り越えよう | 鈴木伸一(早稲田大学) | DL |
5分間認知行動療法でこころの健康づくりをしましょう | 清水栄司(千葉大学) | DL |
ぽじれん(ポジティブな練習)・ここれん(こころの練習)5分間こころの健康づくりエクササイズ ワークシート | 清水栄司(千葉大学) | DL |
認知行動療法に基づく特別支援教育ー高等学校での通級指導を中心にー | 小関俊祐(桜美林大学) | DL |
認知行動療法に基づく教育・特別支援分野における事例の見立てと支援 | 小関俊祐(桜美林大学) | DL |
FACE-COVID:ウイルス(危機)と向き合う(ACT版)〜日本語解説(その1) | 武藤崇(同志社大学) | 視聴 |
FACE-COVID:ウイルス(危機)と向き合う(ACT版)〜日本語解説(その2) | 武藤崇(同志社大学) | 視聴 |
ストレスの”WAVE”に上手く乗るための認知行動療法 | 金井嘉宏(東北学院大学) | DL |
学校から子どもへの電話連絡チェックリスト(PDF版/Word版) ※学校の先生方が、児童生徒に電話連絡をされるときに使用いただくためのチェックリストです。生活習慣など、最低限の情報収集の観点と、その際の留意事項をまとめています。 | 小関俊祐(桜美林大学) | pdf word |
イライラのマネジメント:”ストレスとつきあう”ためのセルフヘルプガイド | 嶋田洋徳(早稲田大学)・島井哲志(関西福祉科学大学) | DL |
トラウマ対処・ストレスマネジメントのための学校・学級集団で使える認知行動療法実践集 | 小関俊祐(桜美林大学) | DL |
学校再開後のいじめ予防対応の指針 | 小関俊祐(桜美林大学) | DL |
学校再開後の不登校予防対応の指針 | 小関俊祐(桜美林大学) | DL |
2020年5月11日版
新型コロナウイルス 社会のみなさまにとって役に立つ心理学の情報
<内容>
※目次をクリックで該当箇所までスクロール出来ます。
1. 基本的な考え方
2. ご自身のストレスへの対処方法
3. お子さんをお持ちの方へ
4. 企業にお勤めの方へ
5. メンタルヘルスの不調がある方へ
筑波大学 医学医療系 臨床医学域 災害・地域精神医学
COVID-19に関するこころのケア
https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/covid19.html
原田隆之(講談社 現代ビジネス 掲載記事)
私たちが「接触8割減」「三密回避」できないシンプルな理由 効果的な「行動変容テクニック」とは?
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72084
日本赤十字社
ウイルスの次にやってくるもの
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4
新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html
諏訪中央病院総合診療科 玉井道裕先生
新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書
http://www.suwachuo.jp/info/2020/04/post-117.php
スポーツ庁
新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html
健康心理学会
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応についての情報提供コーナー
・新型コロナ対策かるた・健康心理学編
・外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント
・「Stay Home, Stay Active (とどまれ,でも動こう!)」の提言
・新型コロナウイルスへの対応策としての心のABC活動について
http://jahp.wdc-jp.com/news/covid.html
Dr Russ Harris/Horiba Erikaさん 訳
FACE COVID:フェイス・コロナ:コロナ危機への効果的な対応方法 日本語版e-book
https://drive.google.com/open?id=1mfXjt9S3M25eGPKu1qUiOkf-kVidmVxK
FACE COVID: How To Respond Effectively To The Corona Crisis e-book (English)
https://drive.google.com/file/d/1OG58MgC4dR2PxwNhunCoYEaCOHN4TPkq/view
FACE COVID: How To Respond Effectively To The Corona Crisis Video clip (English)
https://www.youtube.com/watch?v=BmvNCdpHUYM
子ども情報ステーション ぷるすあるは
からだとこころをメンテ18のヒント – 新型コロナウイルス版
https://kidsinfost.net/2020/04/06/maintenance/
Save the Children Japan
新型コロナウイルス感染症対策下における子どもの安心・安全を高めるために
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3192
NASP(アメリカ学校心理士会)・NASN(アメリカ学校看護師会)作,日本学校心理士会・日本学校心理学会訳
新型コロナウイルス(COVID-19)について子どもに話す〔保護者向け情報〕
http://schoolpsychology.jp/info/topics/2020/200310-full.pdf
国際労働機関/中央労働災害防止協会(中災防)翻訳協力
ILO資料『職場での新型コロナウイルス感染症予防及びリスク低減アクションチェックリスト』(日本語版)のご案内
https://www.ilo.org/tokyo/information/pr/WCMS_742512/lang–ja/index.htm
特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ
昨今の新型コロナウィルス感染症で不安を感じている皆様へ
https://www.comhbo.net/?page_id=25225
精神疾患をもちながら子育てをしている当事者、ご家族、支援者のみなさまへ
https://seishinpartner.amebaownd.com/posts/7862731
コロナウイルスへの不安やメッセージの言葉をお書き下さい
https://www.comhbo.net/?page_id=25558
掲載基準
1.当会の「基本理念」に資するコンテンツであること。特に、科学者-実践家モデルへの貢献を重視する。
2.会員から提供されたコンテンツに限定する。
3.オリジナルコンテンツの場合、会員によるものとする(非会員との共同のものも含む)
4.外部コンテンツの紹介の場合、会員による推薦によるものとする。転載許可は当該会員が得ることとする。掲載の際には、当該会員による簡単な解説文を付記する。
5.提供情報は出典を明示する。掲載情報および出典に「基本理念(特に科学者-実践家モデル)」からの著しい逸脱が認められた場合には掲載不可とする。
6.情報提供者の利益相反を開示する。
公認心理師とは
公認心理師とは何かについて、Q&A形式でまとめてみました。
Q. 公認心理師とは何ですか?
A. 公認心理師とは、本格的な国家資格であり、心理系では初の国家資格です。公認心理師の活動の目的は、国民の心の健康を保持し増進をはかることです。2017年9月15日に施行された「公認心理師法」にもとづいてできました。心理学関係者が長い間待ち望んでいた国家資格です。
Q. 公認心理師はどのような仕事をする人ですか?
A. 公認心理師は、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、①心理アセスメント、②心理的援助(相談・助言・指導)、③関係者への心理的援助、④心の健康教育(心の健康に関する知識の普及を図るための教育や情報提供)といった仕事をおこないます。
Q. これまで心理系の資格とはどのように違いますか?
A. これまでの心理系の資格は、民間資格であり、民間団体や学会などが認定する資格です。これに対し、公認心理師は国が認定する国家資格である点で異なります。法律で定められた科目を大学・大学院で修得し、国が実施する国家試験に合格しなければ公認心理師になれません。それだけ責任の重い資格であることを示しています。
Q. 公認心理師はどのような職場で働きますか?
A. 公認心理師が活動するおもな分野は、①医療(病院などの医療施設)、②福祉(福祉施設)、③教育(学校)、④司法(裁判所や司法施設)、⑤産業(企業)の5つですが、このほかにも多くの分野において国民の心の健康増進のために活躍することが期待されています。
具体的な主な活動領域としては以下のようなものがあります
・精神クリニックや精神科病院での心理検査、心理療法、デイケア
・がんや心疾患、生活習慣病や難病など身体疾患へのチーム医療におけるメンタルケアや緩和ケア
・疾病予防やメンタルヘルス向上のための健康教育やストレスマネジメント
・スクールカウンセラーなどの教育相談
・不登校やいじめに悩む児童への学校適応支援や予防のための取り組み
・進路相談やキャリアカウンセリング
・発達障碍児への療育支援や発達相談
・虐待を受けた児童への支援やその親への子育て相談
・認知症や高次脳機能障害者など認知機能障害への支援
・職場のメンタルヘルス向上のための取り組みや休職者の復職支援
・災害や事件の被災者への心のケア
Q. 公認心理師法とはどのような法律ですか?
A. 公認心理師法は、2015年9月9日に公布され、2017年9月15日に施行された法律です。第1~5章と附則からなります。
第1章「総則」では、公認心理師の目的や定義などが述べられています。
第2章「試験」では、公認心理師になるための試験や受験資格などが定められています。
第3章「登録」では、公認心理師となるための登録制度について定められています。
第4章「義務等」では、公認心理師が守らなければならない義務(信用失墜行為の禁止、秘密保持義務、連携等、資質向上の責務、名称の使用制限)などが定められています。
とくに「名称の使用制限」については、「公認心理師でない者は、公認心理師という名称を使用してはならない。公認心理師でない者は、その名称中に心理師という文字を用いてはならない」と決められています。つまり、公認心理師は名称独占の資格であるということです。
第5章「罰則」では、第4章などで決められた義務を違反した場合の罰則が定められています。
公認心理師法の条文は、厚生労働省のホームページなどをごらんください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116049.html
Q. 公認心理師になるにはどうすればよいですか?
A. 公認心理師になるには、国家試験である公認心理師試験に合格しなければなりません。公認心理師を受験する資格を得るためには、大学において法律で定められた25科目を履修して卒業したうえで、大学院で法律で定められた10科目を履修するか、定められた実習期間で一定の実務経験を積むことが必要です。他の国家資格に比べても、かなり学習の負担が大きい難しい資格であるといえるでしょう。
ただし、公認心理師法が施行された時に大学や大学院で学んでいた人には、履修科目が減免される経過措置が適用されます。また、公認心理師法が施行された時点で「心理職の業務」に5年以上従事していた人には、現任者としての経過措置が2022年まで適用されます。
国家試験や受験資格について、詳しくは、日本心理研修センターのホームページをごらんください。
これまでの活動
ウェブセミナー「新型コロナ禍を乗り切るための支援スキルを学ぶ」を開催します。
心理職がコロナ禍対策の遠隔相談をおこなう必要性が高まっています。その準備のため、公認心理師の会では、ウェブセミナー「新型コロナ禍を乗り切るための支援スキルを学ぶ」を開催します。どなたでも無料・予約不要で視聴いただけます。
第1回「サイコロジカルファーストエイドの基礎と実践」
開催日
講師
終了報告
2020年6月14日(日)14:00~15:30
どなたでも無料・予約不要で参加可能(先着100名まで)
金 吉晴先生(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 所長)
大好評のうちに終了いたしました。
セミナーを聞いて、心理職がコロナ禍対策の相談を受けたり、遠隔相談をおこなう場合の支援スキルとして、サイコロジカルファーストエイドの基本的態度はとても重要であることが理解できました。
金先生がセミナーの中で紹介されたサイコロジカルファーストエイドのマニュアルは、下記の「ストレス・災害時こころの情報支援センター」のホームページからダウンロードできます。
ぜひご参照ください。
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/pdf/who_pfa_guide.pdf
また、国立精神・神経医療研究センターの「ストレス・災害時こころの情報支援センター」では、サイコロジカルファーストエイドの研修会を頻繁に開催しておりますので、推薦いたします。
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/pfa.html
なお、Zoom契約が100名だったため、会議に参加できなかった方が多数おられましたこと、大変申し訳ございませんでした。
チラシ
第2回「児童生徒サポートのスクールカウンセラーの役割と対人支援者(医療保健・福祉・教育)支援の実際」
講師
冨永良喜先生(兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 教授)
終了報告
一般公開(6月21日(日)13:00~15:00)は、大好評のうちに終了しました。
会員限定公開は6月23日~7月19日の間おこないます。会員の皆さまには、視聴方法を会員メールでお知らせいたしましたので、無料で何回でもご視聴いただけます。
冨永先生のセミナーは、先生のこれまでの災害被災者への心理的援助の研究と実践に裏づけられたもので、コロナ禍に対する子どもや支援者の心理を分析して対応を考えられ、エビデンスと実践の両輪がかみ合っていて、たいへんすばらしいものでした。
また、1枚1枚のスライドが情報満載で、すべてすぐにツールとして使えるように工夫されておりました。
さらに、心の健康教育のできる公認心理師、政策提言のできる公認心理師といった、新しい公認心理師のあり方への提言も含まれており、今後の私たちの活動の指針となるものでした。
これだけ充実した幅広い内容のご講演をいただいた冨永先生に深く感謝申し上げます。
当会は、今後もWeb講演会を継続しておこなう予定です。
チラシ
会員専用ページに「情報掲示板」を作りました(2020年5月20日公開)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について、お困りの方も多いと思います。そこで、情報共有のために掲示板を作りました。①医療部会、②教育・特別支援部会、③福祉・障害部会、④産業・労働・地域保健部会、⑤司法・犯罪・嗜癖部会の掲示板があります。
みなさまが抱えている課題や実践している取り組みを会員同士で共有しませんか。また、情報や困りごと、疑問点などを掲示板にご投稿ください。
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