公認心理師の会

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研修Ⅰ 被害者支援に関する基本的知識と連携

ワークショップ概要

被害者支援における基本的な知識や態度を身に着け、被害者や遺族に二次的被害を与えずに支援できるようになることを目標として講義を実施します。

医療機関や学校臨床場面で、大切な人を暴力的な形で亡くした方や、様々な虐待や性暴力の被害に遭われた方の対応をしたことはないでしょうか。犯罪被害は、実はとても身近な出来事です。今回の研修を通して、対応の基本を学んでいただき、被害者や遺族の安全や安心感を守りながらの介入を考えていければと思っております。

開催日時

2025年1月11日(日)9:00~12:00(ライブ配信のみ)
2024年度 被害者支援研修会にて開催

想定する対象者

司法犯罪領域で働く心理職
医療や産業、教育、福祉領域で働く心理職
トラウマを抱えた方にお会いする可能性のある方

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講師紹介

相澤 雅彦

所属・役職

 NPO法人World Open Heart

ご略歴

NPO法人World Open Heart にて加害者家族への支援及び、加害当事者の情状鑑定に携わる。また、刑事施設内処遇カウンセラーとして受刑者に対する再犯防止プログラムファシリテーターとして指導を担当。NPO法人RRP研究会では被害者支援の一環としてDV加害者へのプログラムのファシリテーターとしても活動。墨田区保育園心理巡回相談、東京都公立学校スクールカウンセラー、世田谷学園中学校・高等学校スクールカウンセラー、大東文化大学学生相談室カウンセラー。発達段階に沿った心身発達の支援、家族関係が子どもに与える心理的影響への介入、虐待への介入といった実践にも従事している。

著書

『性犯罪加害者家族のケアと人権: 尊厳の回復と個人の幸福を目指して』(現代人分社、2020年 共著)
『加害者家族の子どもたちの現状と支援: 犯罪に巻き込まれた子どもたち』(現代人分社,2021年 共著)(分担執筆)等

資格

公認心理師、臨床心理士

おもなワークショップ担当歴

日本子ども虐待防止学会 シンポジスト
日本学生相談学会 小講義講師 東京公認心理士協会「加害者家族の心理的支援」等

斎藤 梓

所属・役職

上智大学

ご略歴

上智大学総合人間科学部 心理学科 准教授。専門は臨床心理学・被害者心理学。臨床心理士としてスクールカウンセリング、HIVカウンセリング、精神科クリニック臨床などに携わる傍ら、東京医科歯科大学難治疾患研究所にてPTSDへの持続エクスポージャー療法の治療効果研究に従事。その後、2008年より(公社)被害者支援都民センターにて被害者や遺族の精神的ケアにあたる。主に子どもから大人まで、殺人や性暴力被害といった出来事によるトラウマやPTSD、心的外傷性の悲嘆などの問題について、心理支援や研究、教育を行う。

著書

『性暴力被害の実際―被害はどのように起き、どう回復するか―』(金剛出版、2020年)(編著者)
『子どものトラウマとPTSDの治療 エビデンスとさまざまな現場における実践』(誠信書房,2021年)(分担執筆) 等

公的活動・学会活動・社会的活動など

法務省性犯罪に関する刑事法検討会委員,法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会委員 等

資格

公認心理師、臨床心理士

おもなワークショップ担当歴

PTSD研究会主催 PTSDのためのPE療法ワークショップ
全国被害者支援ネットワーク主催 全国犯罪被害者支援フォーラム「地域社会で被害者家族を支える~子どもへの中長期的支援のために~」パネリスト
令和2年度性暴力被害者サポートネットワーク茨城 「性暴力被害にあった子どもへの対応」など

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