公認心理師の会とは

 国民のメンタルヘルスの向上をめざして、新しい公認心理師の職能団体「公認心理師の会」を設立しました。科学者-実践家モデルに基づき公認心理師のスキルアップとキャリアアップをめざします。公認心理師の公認心理師による国民のための職能団体をめざします。

基本理念

 科学者-実践家モデルに基づいて、高度専門職業人として活躍できる深い専門知識と技能を有する公認心理師をめざして、スキルアップとキャリアアップをめざす団体です。

① 研修会や出版など公認心理師のスキルアップをめざします。
② 専門資格認定など公認心理師のキャリアアップをめざします。
③ 公認心理師の職能の充実と拡大をめざします。
④ 公認心理師相互の情報交換のプラットフォームを提供します。

国民からの期待に応えるため、これまでの考え方にとらわれることなく、未来志向の公認心理師をめざします。公認心理師による公認心理師のための運営を基本方針とします。

公認心理師養成大学教員連絡協議会(公大協)と公認心理師の会は車の両輪

 設立に当たっては、公益社団法人日本心理学会と公認心理師養成大学教員連絡協議会(公大協)の後援を受けました。

 公認心理師養成大学教員連絡協議会は、大学・大学院において「科学者-実践家モデル」の理念による公認心理師を養成するために活動しています。

 公認心理師の会は、公認心理師養成大学教員連絡協議会の理念の下に養成された公認心理師を支援します。また、公認心理師の会は、公認心理師養成大学教員連絡協議会と協力して現場実習指導としての公認心理師の資質向上を支援します。

 上の図に示すように、公認心理師養成大学教員連絡協議会と公認心理師の会は、車の両輪として機能します。

 公認心理師の会は、科学者-実践家モデルにもとづく現場実習を提供することにより、高度専門職業人としての公認心理師の養成を支援します。また、現場に求められる公認心理師の在り方についての情報提供や、公認心理師主導の臨床研究(下位スキルの開発や効果研究)を通しても公認心理師の養成を支援します。

 他方、公認心理師養成大学教員連絡協議会は、科学者-実践家モデルに基づく公認心理師の養成をおこない、教育カリキュラム・現場実習マニュアルなどの整備を通して、公認心理師の会を支援します。こうした活動によって、心理学の学術的成果を現場に提供し、心理学の社会的貢献度を高めます。

活動

公認心理師の会は次のような活動をおこないます。

公認心理師のスキルアップをめざした研修活動
 公認心理師の5分野(医療・教育・福祉・司法・産業)等の研修会
 業務別の研修会(アセスメント、心理学的援助、コンサルテーション等)
 公認心理師の実習指導者のための研修会
 症例検討会など相互研鑽の場の提供
 公認心理師のスキルアップのための出版活動

② 公認心理師のキャリアアップをめざした専門公認心理師制度
 就職機会の向上(キャリアアップ)のための「専門公認心理師」制度

③ 公認心理師の職能の充実と拡大
 医療保険の診療報酬化をめざす情報収集と政策提言
 職能拡大の情報収集と研修会の実施
 専門領域のスーパーバイザーのための研修会

④ 公認心理師相互の情報交換のプラットフォーム
 ニューズレター(会報)の発行、ホームページの公表
 公認心理師の公募人事情報の掲載
 会員交流会など公認心理師のネットワークを作りと情報交換

会の組織

理事会(会の運営全般の管理)
研修会・年次総会委員会(研修会・年次総会の企画・運営)
広報委員会(会報の定期発行)
研究推進・学術情報提供委員会(科学者₋実践家モデルの推進活動)
専門資格委員会(専門公認心理師の認定)

会員

会員は公認心理師の資格を持つ者のみとします。
一定の年会費を徴収します。当分の間、年会費は5,000円とします。

事務局

一般社団法人 公認心理師の会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-23-13 田村ビル2階
公益社団法人日本心理学会事務局内 TEL:03-3814-3953


理事長メッセージ

一般社団法人 公認心理師の会 理事長 丹野義彦

 2018年11月に発足した公認心理師の会(心師会と略、注)は、早くも3年目を迎えようとしています。部会と委員会の活動もますます活性化しており、みなさまのおかけで会の活動も軌道に乗って参りました。今年度の活動の方向について、2021年3月の理事会で決まった方針を共有させていただきます。

1.本年度もWeb研修会を10本以上開催します

 昨年2020年度の研修会は、5月31日に東京大学駒場キャンパスで開催する予定でしたが、コロナ禍のために開くことができませんでした。そのかわりに、Web形式で8本のワークショップを開催しました。厚生労働省と文部科学省からの正式も後援をいただき、好評のうちに終えることができたのは幸いでした。

 本年2021年度も、対面形式でおこなうことは難しい状況ですので、Web形式で開催させていただきます。5つの専門部会から各2本ずつのワークショップを開催することになっています。各専門部会では、公認心理師にとって必要なコンピテンスのリストを作成しており、そのリストと研修会内容を関連づけるようにしています。研修会を実行するために研修会・年次総会委員会が立ち上がり、作業を進めております。ワークショップの内容は決まりしだい、会のウェブサイトやメーリングリストなどでお知らせします。みなさまぜひご参加ください。

2.年次総会もWeb開催を検討しています

 昨年は5月30日に、年次総会を東京大学駒場キャンパスで開催する予定でしたが、コロナ禍のために開くことができませんでした。そのかわりに、総会のシンポジウム等の7本の企画をYouTubeで無料公開し、好評をいただきました。

そもそも年次総会は、以下の3つの目的のために企画されました。

A)会員の交流機能(全会員が一同に会し、顔を合わせ、学び、考え、親睦を深めるため)

B)学会機能(科学者−実践家モデルにもとづく実践研究を推進し、論文集を発行するため)

C)広報機能(当会の活動を内外に知らせ、会員の勧誘や当会の理念の普及をはかるため)。

 年次総会はそもそもは対面開催が望ましいのですが、本年2021年度もコロナ禍のため対面開催は無理のようですので、それに代わるイベントをWeb形式で開催する予定です。シンポジウムやイベントなどを企画し、研修会・年次総会委員会で作業を進めております。内容が決まりしだいお知らせいたします。

3.専門資格の準備が進んでいます

 公認心理師取得者の技能向上(スキルアップ)と職業的な地位向上(キャリアアップ)をめざし、また資格取得後の卒後研修の道筋を示すものとして、公認心理師の専門資格制度を準備しています。公認心理師にとって必要なコンピテンスのリストを各専門部会で作成しており、そのリストにもとづいた認定をおこなう予定です。こうした作業は専門資格委員会を中心に検討しています。また、前述のように、このコンピテスリストと研修会内容を関連づけるようにしています。

 なお、各部会(5分野)のコンピテンスを見ると、例えば、科学者-実践家モデルとかエビデンスにもとづく実践といった広く分野横断的に共通するコンピテンスも見られます。当会はそれを公認心理師に必要な基礎的なものと考え、「共通コンピテンス」と呼んでいます。このような「本会がめざす公認心理師のあり方」については、近いうちに当会のウェブサイトで明らかにする予定です。

4.部会制を充実させます

 当会は、公認心理師の活動する5分野に対応して、5つの専門部会を設定しております。①医療部会、②教育・特別支援部会、③司法・犯罪・嗜癖部会、④産業・労働・地域保健部会、⑤福祉・障害部会の5つです。これらの部会が活発に機能できるように、いろいろな工夫をしていきます。例えば、現在、当会ウェブサイトの「会員専用ページ」では、「主要5分野 情報共有掲示板」を設けて、5つの部会の会員相互の情報提供につとめております。また、ウェブサイトの「マイページ」をご覧いただくと、各会員のみなさまが5分野のうちどの分野に関心があるかを登録していただく項目があります。この登録にもとづいて、各専門部会から会員への情報配信(各部会の研修会やイベントなどの情報)を積極的に進めることなども準備中です。このような工夫によって、会員のみなさまと専門部会の連携を深めていくようにしたいと思っております。

5.当会の活動体制が固まってきました

 当会には、5つの専門部会(前述)と、次の7つの委員会があります。すなわち、①倫理・職責・関連法規委員会、②広報委員会、③専門資格委員会、④研修会・年次総会委員会、⑤研究推進・学術情報提供委員会、⑥役員改選制度ワーキングチーム、⑦IT活用推進ワーキングチームです。当会も3年目を迎えて、専門部会と委員会の体制も固まり、会の活動も軌道に乗って参りました。また、当会の発足の母胎となった公認心理師養成大学連絡協議会(公大協)との連携も深めていきたいと思います。

 公認心理師は国民の心身の健康に大きく貢献しています。公認心理師が真に国民のために大きく貢献できるように当会は活動を続けていきたいと思います。今後も皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

注)当会の略称は、2021年1月の理事会において、「心師会」ないし「公認心理師会」と決まりました。

ニューズレター

公認心理師の会は、ニューズレター(会報)を年数回発行しています。

ニューズレターは、公認心理師に関連した行政施策・治療ガイドライン・公認心理師業務に関連する制度改正などの最新情報を提供しています。また、研修会、年次大会、関連団体のイベントなどについての最新情報も提供します。

ニューズレターは会員のみに限定配信されるもので、会員の特典のひとつです。

役員一覧

役職氏 名所属
理事長丹野義彦東京大学
副理事長鈴木伸一早稲田大学
理事・事務局長古村健国立病院機構東尾張病院
理事山崎修道東京都医学総合研究所
理事境泉洋宮崎大学
理事嶋田洋徳早稲田大学
理事松井三枝金沢大学
理事武藤崇同志社大学
理事清水栄司千葉大学
理事藤澤大介慶應義塾大学
理事五十嵐友里東京家政大学
理事金井嘉宏東北学院大学
理事小関俊祐桜美林大学
理事佐々木淳大阪大学
理事佐藤寛関西学院大学
理事谷口敏淳一般社団法人Psychoro
理事田上明日香SOMPOヘルスサポート(株)
理事田山淳早稲田大学
理事原田隆之筑波大学
理事浦田洋甲子園大学
理事野村和孝早稲田大学
理事大石幸二立教大学
理事水島秀聡小島プレス工業株式会社
理事下山真衣信州大学
理事国里愛彦専修大学
監事横田正夫日本大学

医療部会

氏名所 属地域
五十嵐友里
(部会長)
東京家政大学関東
山崎修道東京都医学総合研究所関東
荒川(河野)直子大阪府立大学関西
伊藤大輔兵庫教育大学関西
小川祐子国立がん研究センター関東
澤田梢広島県立障害者リハビリテーションセンター中国・四国
巣黒慎太郎住友病院関西
古村健国立病院機構東尾張病院中部

氏名所 属地域
谷口敏淳
(副部会長)
一般社団法人Psychoro中国・四国
鈴木伸一早稲田大学関東
松井三枝金沢大学中部
庵地雄太国立循環器病研究センター関西
大塚貞男京都大学関西
佐藤さやか国立精神・神経医療研究センター関東
柴崎光世明星大学関東
小林清香埼玉医科大学関東

教育・特別支援部会

氏名所 属地域
小関俊祐
(部会長)
桜美林大学関東
戸ヶ崎泰子宮崎大学九州・沖縄
新井雅跡見学園女子大学関東
田中芳幸京都橘大学関西
大橋智東京未来大学関東
榎本拓哉東海学院大学中部

氏名所 属地域
大石幸二
(副部会長)
立教大学関東
嶋田洋徳早稲田大学関東
佐藤寛関西学院大学関西
山本淳一慶應義塾大学関東
佐々木恵北陸先端科学技術大学院大学中部
佐藤友哉新潟大学中部

福祉・障害部会

氏名所 属地域
古村健
(部会長)
国立病院機構東尾張病院中部
金澤潤一郎北海道医療大学北海道
熊 仁美特定非営利活動法人ADDS関東
石川健介金沢工業大学大学院中部
日下部典子福山大学中国・四国

氏名所 属地域
下山真衣
(副部会長)
信州大学中部
山崎修道東京都医学総合研究所関東
陶貴行株式会社LITALICO関東
丹羽健太郎椙山女学園大学中部
武藤崇同志社大学関西
境泉洋宮崎大学九州・沖縄

産業・労働・地域保健部会

氏名所 属地域
田上明日香
(部会長)
SOMPOヘルスサポート関東
谷口敏淳一般社団法人Psychoro中国・四国
奈良元壽サイテック関東
岡島義東京家政大学関東
小林由佳東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野関東

氏名所 属地域
水島秀聡
(副部会長)
小島プレス工業株式会社中部
金井嘉宏東北学院大学東北
田山淳早稲田大学関東
植田健太Office CPSR臨床心理士・社労士事務所関東
馬ノ段梨乃株式会社ハピネス・アイ メンタルヘルスセンター関西

司法・犯罪・嗜癖部会

氏名所 属地域
嶋田洋徳
(部会長)
早稲田大学関東
岩見広一北海道警察旭川方面本部鑑識課北海道
有野雄大法務総合研究所関東
田部井三貴千葉家庭裁判所佐倉支部関東
西中宏吏千葉大学関東
中川桂子大石クリニック関東
伊藤絵美洗足ストレスコーピング・サポートオフィス関東
加濃正人大石クリニック関東
伊藤大輔兵庫教育大学関西

氏名所 属地域
原田隆之
(副部会長)
筑波大学関東
相澤雅彦NPO法人WorldOpenHeart東北
浦田洋甲子園大学関西
蒲生裕司こころのホスピタル町田,北里大学関東
寺田孝府中刑務所関東
野村和孝早稲田大学関東
村瀬華子北里大学関東
齋藤梓目白大学関東
横光健吾立命館大学関西

倫理・職責・関連法規委員会

氏名所 属地域
佐々木淳
(委員長)
大阪大学関西
横田正夫日本大学関東
武藤崇同志社大学関西
伊藤義徳琉球大学九州・沖縄

氏名所 属地域
丹野義彦東京大学関東
有光興記関西学院大学関西
田中恒彦新潟大学中部
津田彰久留米大学九州・沖縄

研修会・年次総会委員会

氏名所 属地域
清水栄司
(委員長)
千葉大学関東
戸ヶ崎泰子
(教育・特別支援部会)
宮崎大学九州・沖縄
佐々木恵
(教育・特別支援部会)
北陸先端科学技術大学院大学中部
植田健太
(産業・労働・地域保健部会)
Office CPSR臨床心理士・社労士事務所関東
岡島義
(産業・労働・地域保健部会)
東京家政大学関東

氏名所 属地域
大塚貞男
(医療部会)
京都大学関西
熊 仁美
(福祉・障害部会)
特定非営利活動法人ADDS関東
金澤潤一郎
(福祉・障害部会)
北海道医療大学北海道
有野雄大
(司法・犯罪・嗜癖部会)
法務総合研究所関東
村瀬華子
(司法・犯罪・嗜癖部会)
北里大学関東

広報委員会

氏名所 属地域
境 泉洋
(委員長)
宮崎大学九州・沖縄
下山真衣
(福祉・障害部会)
信州大学中部
田部井三貴
(司法・犯罪・嗜癖部会)
千葉家庭裁判所佐倉支部関東
佐々木淳
(倫理・職責・関連法規委員会)
大阪大学関西

氏名所 属地域
伊藤大輔
(医療部会)
兵庫教育大学関西
佐藤友哉
(教育・特別支援部会)
新潟大学中部
水島秀聡
(産業・労働・地域保健部会)
小島プレス工業株式会社中部

専門資格委員会

氏名所 属地域
金井嘉宏
(委員長)
東北学院大学東北
小川祐子
(医療部会)
国立がん研究センター関東
田山 淳
(産業・労働・地域保健部会)
早稲田大学関東

氏名所 属地域
古村 健
(福祉・障害部会)
国立病院機構東尾張病院中部
新井 雅
(教育・特別支援部会)
跡見学園女子大学関東
原田隆之
(司法・犯罪・嗜癖部会)
筑波大学関東

研究推進・学術情報提供委員会

氏名所 属地域
佐藤 寛
(委員長)
関西学院大学関西
国里愛彦専修大学関東
山崎修道東京都医学総合研究所関東

氏名所 属地域
竹林由武福島県立医科大学東北
田中恒彦新潟大学中部
山本哲也徳島大学中国・四国

発起人一覧

発起人一覧

氏名所 属地域
金澤潤一郎北海道医療大学北海道
金井嘉宏東北学院大学東北
竹林由武福島県立医科大学東北
小松智賀赤坂クリニック関東
松元智美赤坂クリニック関東
長田久雄桜美林大学関東
山蔦圭輔大妻女子大学関東
市倉加奈子北里大学関東
柳井優子国立がん研究センター関東
岡部馨国立精神・神経医療研究センター関東
長谷川由美国立精神・神経医療研究センター関東
松田修上智大学関東
伊藤絵美洗足ストレスコーピング関東
太田晴美千葉県がんセンター関東
浅井真理子帝京平成大学関東
伊藤理沙東京大学関東
丹野義彦東京大学関東
岡島純子東京医療学院大学関東
岡島義東京家政大学関東
筒井順子東京女子医科大学関東
神村栄一新潟大学関東
横田正夫日本大学関東
石原俊一文教大学関東
柴崎光世明星大学関東
大塚明子楽山病院関東
大月友早稲田大学関東
小野はるか早稲田大学関東
佐藤秀樹早稲田大学関東
鈴木伸一早稲田大学関東
野村和孝早稲田大学関東
松井三枝金沢大学中部
高橋史信州大学中部
正木美奈なごやメンタルクリニック中部
佐藤友哉新潟大学中部
佐々木淳大阪大学近畿
佐藤寛関西学院大学近畿
庵地雄太神戸百年記念病院近畿
石川信一同志社大学近畿
武藤崇同志社大学近畿
三田村仰立命館大学近畿
佐藤健二徳島大学中国・四国
古川洋和鳴門教育大学中国・四国
杉浦義典広島大学中国・四国
澤田梢広島県立障害者リハビリテーションセンター中国・四国
日下部典子福山大学中国・四国
藤目文子府中みくまり病院中国・四国
境泉洋宮崎大学九州・沖縄
戸ヶ崎康子宮崎大学九州・沖縄
伊藤義徳琉球大学九州・沖縄

氏名所 属地域
冨家直明北海道医療大学北海道
竹林唯福島県立医科大学東北
川崎奈緒子赤坂クリニック関東
野口恭子赤坂クリニック関東
山口英里赤坂クリニック関東
小関俊祐桜美林大学関東
小林奈穂美カウンセリングルームさくら関東
副島沙彩国立がん研究センター関東
竹内恵美国立がん研究センター関東
佐藤さやか国立精神・神経医療研究センター関東
横山知加国立精神・神経医療研究センター関東
国里愛彦専修大学関東
田上明日香SOMPOヘルスサポート(株)関東
森脇愛子帝京大学関東
上田淳子東京大学関東
堂谷知香子東京大学関東
五十嵐友里東京家政大学関東
福井至東京家政大学関東
山崎修道東京都医学総合研究所関東
田中恒彦新潟大学関東
岡嶋美代BTCセンター関東
中澤佳奈子水戸メンタルクリニック関東
渡部匡隆横浜国立大学関東
入野晴菜早稲田大学関東
小川祐子早稲田大学関東
桂川泰介早稲田大学関東
嶋田洋徳早稲田大学関東
田山淳早稲田大学関東
富田望早稲田大学関東
光山裕生早稲田大学関東
星野貴俊金沢工業大学中部
坂井誠中京大学中部
古村健東尾張病院中部
有光興記関西学院大学中部
宮秋多香子京都ここてまる近畿
巣黒慎太郎住友病院近畿
杉若弘子同志社大学近畿
伊藤大輔兵庫教育大学近畿
津川秀夫吉備国際大学中国・四国
山本哲也徳島大学中国・四国
佐々木美保比治山大学中国・四国
尾形明子広島大学中国・四国
高垣耕企広島大学中国・四国
首藤祐介広島国際大学中国・四国
小河修祐府中みくまり病院中国・四国
高橋高人宮崎大学九州・沖縄
長尾愛美宮崎大学医学部付属病院九州・沖縄

定款

一般社団法人公認心理師の会 定款(teikan2109.pdf

商標登録

2019年7月5日、「公認心理師の会」の登録商標が特許庁より認められました(登録第6158994号)

設立の経過

国家資格「公認心理師」の実現

 2015年の公認心理師法の成立によって、心理学関係者が待望した国家資格「公認心理師」が作られることになりました。公認心理師法の成立は、日本心理学史上画期的な出来事です。心理師の持つ社会貢献のパワーを最大限に発揮できるインフラが整備されることになります。公認心理師法の成立に尽力された方々に対して深い敬意を表します。

 2017年には公認心理師法が施行されました。公認心理師をめざす学生は、大学で25科目、大学院で11科目を履修するという高いハードルを超える必要があります。また、公認心理師の養成が本格化し、養成する大学・大学院においては、これまでにない教育体制の強化が求められるようになりました。養成にあたっては、基礎心理学者と実践心理学者が協力して進めていくことが求められるようになりました。

公益社団法人日本心理学会の活動

 こうした問題に対して、公益社団法人日本心理学会は真摯に取り組んできました。

 日本心理学会は、1927年(昭和2年)に創設された学会で、心理学の総合学会としては最も長い歴史を持っています。会員数は約8,200名であり、基礎から実践まで心理学のすべての領域の会員がいます。これまで基礎資格としての「認定心理士」の認定事業などをおこなってきました。

 公認心理師法案の成立においても大きく貢献してきました。2005年には、日本心理学会の理事長辻敬一郎氏が医療心理師国家資格制度推進協議会の初代の会長をつとめました。以後も医療心理師国家資格制度推進協議会および日本心理学諸学会連合(日心連)において中心的役割を果たしてきました。2015年には、学会内に「公認心理師に係るワーキンググループ」を設置し、日本学術会議と合同で、公認心理師カリキュラムの提案をおこないました。

 公益社団法人日本心理学会は、以下のような理由から、公認心理師のカリキュラムを検討するのに最もふさわしい学会であると言えます。

① 公益社団法人日本心理学会は、広く基礎心理学と臨床心理学のすべての分野の専門家集団であるので、心理学のすべての領域にわたる公認心理師のカリキュラムを検討できる最も適切な学会です。

② 心理学教育を担う大学教員が多く加入しており、大学では公認心理師養成カリキュラムを実施する責任を持っている事が多いため、カリキュラムを検討するのにふさわしい学会です。

③ 日本心理学会は公益社団法人格を持ち、その活動は公益性が求められています。これまで認定心理士資格事業を行っており、大学での心理学履修を認定し、その単位認定基準を明確化し、教科書を作成してきた経験があります。こうした点でも、カリキュラムを検討するのにふさわしい学会です。

④ 諸外国においては、心理学の基幹学会(米国はAPA、英国はBPS)が資格制度の在り方を監修しています。こうした点からも、日本心理学会がその役割を担うことは自然な方向性と思われます。

公認心理師に貢献する公益社団法人日本心理学会の活動

 2017年12月には「公認心理師大学カリキュラム 標準シラバス」を作成し、大学で授業を担当している教員の指針として公表しました。最初の案に対して、会員からのパブリックコメントを求めたところ、2018年3月末までに多くのパブリックコメントが寄せられ、これをもとに修正を加え、新たなシラバスを公開しました。

 また、2018年4月には、心理学教育を行なっている大学の学部・学科・コース等を対象として、大規模な「公認心理師養成についてのアンケート調査」をおこないました。このアンケート調査では、「公認心理師カリキュラムを実施するに当たって不安や困難を感じていること」を尋ねましたが、多くの大学・大学院で、授業や講師の確保、実習先の確保、卒業生の進路などについて困難を感じていることが明らかとなりました。また、公益社団法人日本心理学会に望むことを尋ねたところ、「養成大学の要望をまとめて5年後の見直しで官庁と交渉してほしい」、「養成大学の組織化をすすめ、大学間の横の情報交換を進めてほしい」といった強い要望が寄せられました。

公認心理師養成大学教員連絡協議会の発足

 このような要望を実現するためには、大学間で公認心理師養成の情報を共有し、これからの方向を考えていくためのネットワークが必要であると考えられました。そこで、公益社団法人日本心理学会は、2018年に「公認心理師養成大学教員連絡協議会」を発足させることにしました。

 公認心理師養成大学教員連絡協議会は、公認心理師養成についての情報を集めて共有し、科学者-実践家モデルにもとづく公認心理師養成のありかたを議論しています。この会は、次の4つのワーキンググループに分かれて、5年後の制度見直しに向けて、活発な活動を進めています。

① 学部カリキュラム(標準シラバス、コンソーシアムと単位互換など)、

② 大学院カリキュラム(実践力の育成方法、実習施設との連携のあり方、臨床技能の到達基準、研究者養成、実習指導者育成など)

③ 実習要領(実習施設要件、実習指導者要件、実習内容等の検討など)

④ 国家試験(試験内容や出題方法の検討など)

 幸いにも多くの先生方のご賛同をいただき、組織会員・個人会員・加盟団体とも順調に増えております。

詳しくは次のサイトを参照ください。
https://psych.or.jp/qualification/shinrishi_info/

公認心理師の会の立ち上げ

 2018年9月9日には第1回の公認心理師試験が実施されました。11月30日には合格発表があり、国家資格の公認心理師第1号が誕生しました。

 公認心理師養成大学連絡協議会の活動をおこなう過程で、私たちは、科学者-実践家モデルにもとづく公認心理師を効果的に養成するためには、例えば実習などにおいて現場の公認心理師との連携が不可欠であることを痛感しました。

 そこで、このたび公益社団法人日本心理学会の後援を受けて、公認心理師養成大学連絡協議会の関係者を中心として、新たに「公認心理師の会」を設立することにいたしました。

 科学者-実践家モデルの理念に基づいて、研修会・事例検討会を実施し、実習指導者の育成、専門資格の認定といった事業をおこないます。これまでの考え方にとらわれることなく未来志向の公認心理師をめざします。

公認心理師の会の活動

2018年11月発足

 公認心理師の会は、2018年11月に設立されました。公認心理師の会は、科学者-実践家モデルを基本理念として、高度専門職業人として活躍できる深い専門知識と技能を有する公認心理師をめざして、スキルアップとキャリアアップをめざす団体です。

 設立の中心となったのは、2018年3月に立ち上がっていた公認心理師養成大学教員連絡協議会(公大協)の有志です。

設立委員会が開かれ、理事会が活動を開始しました

 2018年12月22日に、設立委員会が開かれて、8名の理事で活動を開始しました。

会報ニューズレター第1号を配信しました。

 2019年1月24日に、公認心理師の会の会報ニューズレターの配信を開始しました。以後、年数回の発行を続け、公認心理師に関する情報を配信しています(会員のみに限定配信)。

●一般社団法人となりました

 2019年4月19日には一般社団法人となり、法務局に登録しました。会の定款はホームページで公開しています。

●設立記念講演会が厚生労働省と文部科学省の両方の後援を受けて盛大に開催されました

 2019年5月26日に、東京大学駒場キャンパスにおいて、公認心理師の会の設立記念講演会がおこなわれました。正式に厚生労働省および文部科学省からの「後援」を受けました。式典には、河村健夫衆議院議員(心理職の国家資格化を推進する議員連盟会長、元文部科学大臣)が来席され、祝辞をいただきました。また、石田昌宏参議院議員(参議院厚生労働委員長)から祝辞をいただきました。

 参加者は300名で、会場に入りきれないほど盛況でした。

●公認心理師の議員連盟の総会に招かれました

 2019年6月20日に、参議院議員会館で「心理職の国家資格化を推進する議員連盟」の総会が開かれました。議員連盟の事務局から正式の参加の要請を受け、公認心理師の会も招かれました。公認心理師の会が議員連盟からも認められました。

●商標登録が認められました

 2019年7月5日、「公認心理師の会」の登録商標が特許庁より認められました(登録第6158994号)。

役員総会を開きました

 2019年8月29日に、中京大学名古屋キャンパスにおいて役員総会を開催しました。活動方針について議論し、今後の活動方針を強化しました。

●研修会が厚生労働省と文部科学省の両方の後援を受けました

 2019年10月と11月の研修会が、厚生労働省と文部科学省の両方から正式に「後援」を受けました。

●第1回研修会が東京で開かれ盛況でした

 2019年10月19日に、東京大学駒場キャンパスで、2019年度第1回主要5分野研修会が開かれました。熱気溢れるワークショップが6本開かれ、盛況のうち終了いたしました。理事長講演会も50名ほどの方に参加いただきました。

●第2回研修会が京都で開かれ盛況でした

 2019年11月24日に、同志社大学今出川キャンパスで、2019年度第2回主要5分野研修会が開かれました。厚生労働省と文部科学省の後援のもとに行われたものです。熱気溢れるワークショップが6本と理事長講演が開かれ、盛況のうち終了いたしました。

●年次総会の開催

 東京大学駒場キャンパスにおいて、年次総会を開催します。会員の皆さまが一堂に会し、顔を合わせ、学び、考え、親睦を深める会です。詳しくはウェブサイトでお知らせいたします。
※2020年5月30日に開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、秋以降に延期します。8月までに新日程をお知らせします。

●2020年度研修会の開催

東京大学駒場キャンパスにおいて、主要5分野研修会を開催します。この研修会は、厚生労働省および文部科学省の両方から正式に「後援」を受けました。
※2020年5月31日に開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、秋以降に延期します。8月までに新日程をお知らせします。

●特別研修会「がん患者の認知行動療法」

2020年8月9日に、国立がん研究センターにおいて、特別研修会「がん患者の認知行動療法」を開催します。
※新型コロナウィルスの影響により、開催中止が決定しました。詳しくはこちらをご覧ください。