対面研修会
2019年10月19日(土)午後の部 14:00~17:00
※2019年 第1回主要5分野専門研修会 関東開催にて開催
スクール形式、パワーポイントを使用した講義と演習
統合失調症の支援にかかわる医師・看護師・心理師・作業療法士・精神保健福祉
統合失調症への認知行動療法(以下、CBT)は、統合失調症を疾患単位として考えることをいったんやめて、陽性症状(つまり、主観的な病的体験)への認知心理学的研究を参考にしつつ、気分障害や不安障害へのCBTを応用することで発展した。
本ワークショップでは、英国で有効性が実証され、治療ガイドラインでも推奨されている幻聴と妄想へのCBTを中心に解説する。また、妄想に対する集団介入法として、ドイツのハンブルク大学が中心となって開発されたメタ認知トレーニング(Meta-Cognitive Training:MCT)も治療効果をあげている。
本ワークショップでは、CBTとMCTを中心にした体験的演習と、日本における実践例の報告を通して、統合失調症の心理的支援について理解を深める機会にしたい。
東京大学大学院総合文化研究科 教授
東京大学文学部心理学科卒業(1987年)
浜松医科大学医学部卒業(1993年)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(1999年)
「うつ病のためのメタ認知トレーニング(D-MCT):解説と実施マニュアル」(金子書房)
「認知療法の『問う力』」(金剛出版)
「事例で学ぶ統合失調症の認知行動療法」(金剛出版)
他
MCT-Jネットワーク会長、CBTpネットワーク幹事役員、日本心理学会代議員、日本認知療法・認知行動療法学会幹事/常任編集委員、日本不安症学会編集委員
日本精神神経学会、日本心理学会、日本心理臨床学会、日本認知療法・認知行動療法学会、日本不安症学会、日本統合失調症学会、日本うつ病学会、他
日本精神神経学会、日本心理学会、日本心理臨床学会、日本認知療法・認知行動療法学会、日本不安症学会、日本統合失調症学会、日本うつ病学会、他
精神保健指定医、精神科専門医、臨床心理士、博士(学術)
日本認知療法・認知行動療法学会、日本認知・行動療法学会などにおいて、統合失調症の認知行動療法やメタ認知トレーニングの講師を担当。
国立病院機構東尾張病院 社会復帰科 心理療法士
愛知学院大学大学院修了(2002年)
名古屋大学精神医学教室入局(2002年)
国立病院機構東尾張病院(2004年~現在)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(2015年)
「妄想・幻声・パラノイアへの認知行動療法」(星和書店)
「命令幻聴の認知行動療法」(星和書店)
「よくわかる認知行動カウンセリングの実際」(金子書房)
「事例で学ぶ統合失調症の認知行動療法」(金剛出版)
他
CBTpネットワーク役員、愛知県精神科心理士ネットワーク代表、一般社団法人愛知県臨床心理士会理事、愛知県精神保健福祉協会理事、公認心理師の会専門委員
日本認知療法・認知行動療法学会、日本心理臨床学会、日本心理学会、日本司法精神医学会 など
臨床心理士、公認心理師、博士(学術)
日本認知療法・認知行動療法学会、日本認知・行動療法学会、日本司法精神医学会、医療観察法心理士ネットワーク、愛知県精神科心理士ネットワークなどにおいて、統合失調症の認知行動療法やメタ認知トレーニング(やわらかあたま教室)の講師を担当。
所属学会:日本認知・行動療法学会,日本健康心理学会,日本行動医学会,職業リハビリテーション学会,総合病院精神医学会,日本サイコオンコロジー学会
学会委員:日本サイコオンコロジー学会 プログラム委員(2015年より現在),日本認知・行動療法学会 編集委員(2016年より現在),日本健康心理学会 研究推進委員(2018年より現在)