Web研修会
2021年2月28日(日)13時~16時
2021年3月4日(木)~2021年6月4日(金)
2021年5月25日(火)
※2020年度 Web研修会にて開催
公認心理師、臨床心理士、医師、児童指導員、保育士、保健師、行政担当者など
我が国では、発達障害のエビデンスに基づいた早期支援の必要性が高まっている。講師は、平成28年度科学技術振興機構研究開発成果実装支援プログラムの支援を受け、応用行動分析の理論に基づいた「ぺあすく」プログラムの全国実装を進め、344家庭に支援を提供した。
その結果、子どもの発達指標や保護者の自己評価の改善等が示された。「ぺあすく」は、個別療育を軸に、(1)保護者が子育てかつ療育の主体者となれるよう、具体的な「関わり行動」の習得支援、(2)子どもの個別性に合わせた綿密な標的行動の設定と記録に基づいた個別発達支援、を行う。また、人材研修や600の発達課題を包括する療育支援アプリ「AI-PAC」をセットで実装することで、「科学者-実践モデル」をシステムとして実現する点も特徴である。
本講座では、エビデンスに基づいた療育の地域モデルをどのように確立し、当事者に届けていくかを考察しながら、実践的な療育技術や保護者支援、子どもの特性に合わせた課題構成の実際について学ぶことができる。
特定非営利活動法人ADDS 共同代表
NPO法人ADDS共同代表
慶應義塾大学訪問研究員
法政大学兼任講師
日本女子大学非常勤講師
ケースで学ぶ行動分析学による問題解決 日本行動分析学会(編)山本淳一・鎌倉やよい・武藤崇(責任編集)
発達支援に関するケースを執筆
日本行動分析学会・一般社団法人公認心理師の会所属
療育支援事業所「Kids 1st 荻窪」・「Kids 1st 鎌倉」の運営
「江戸川区発達相談・支援センター」の運営
令和元年度科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業社会技術研究開発センター(RISTEX)
科学技術イノベーション政策のための科学研究開発プログラム採択「オープンサイエンスに基づく発達障害支援の臨床の知の体系化を通じた科学技術イノベーション政策のための提言」研究代表者
博士(心理学)、公認心理師
日本学術振興会特別研究員(DC1)(2010~2012年)
2018年度「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞入賞
2018年度行動分析学会賞(実践賞)
一人一人が「科学者-実践モデル」を体現していくことは、個人の臨床だけではなく、発達支援領域全体の質の向上に直結していくと信じています。本講座が、子どもや親御さんへよりよい支援を届けるため、役立てばと嬉しく思います。