Web研修会
2021年11月6日(土)13:00~16:00
2021年11月11日(木)~2月11日(金)
2021年2月1日(火)
※2021年度 Web研修会にて開催
・スクールカウンセラー
・スクールソーシャルワーカー
・教職員
・保育士、その他福祉関係者
・教育行政関係者
学校における児童生徒の「行動の問題」は、学校教育全体の大きな課題の1つです。そのような行動の問題に対しては、応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)の領域においてこれまでに膨大な研究的、実践的成果が示されてきました。ABAの特徴の1つとして行動を「個人と環境との相互作用」に基づき分析するという点があげられます。本ワークショップにおいては、そのような視点に基づく行動の見立て方や方略立案のプロセスについて解説します。また、罰的手続きの問題点やそれに代わる方法論、「子どもの行動のコントロール」ではなく「子どものQOL向上」を目的とする視点や評価、そして「学校規模ポジティブ行動支援」(School-wide PBS)について概説します。具体的な実践について紹介する中で学校場面における「インクルージョン」についても検討していきます。
畿央大学・教授
2008年4月 – 2014年3月 北海道教育大学 教育学部旭川校 准教授
2014年4月 – 2021年3月 畿央大学 教育学部 准教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 教育学部 現代教育学科 教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 大学院 教育学研究科 教授
3ステップで行動問題を解決するハンドブック : 小・中学校で役立つ応用行動分析学
学研教育みらい,学研プラス
大阪府 豊能郡豊能町スクールソーシャルワーカー
奈良県 大和高田市 適応指導教室心理相談員
日本行動分析学会 理事・編集委員
日本特殊教育学会 編集委員
日本ポジティブ行動支援ネットワーク 会長
公認心理師・社会福祉士
2010年 筑波大学 人間総合科学研究科 研究科長賞
学校、教育委員会、障害児者親の会、福祉施設などにおける研修やワークショップ多数
応用行動分析学(ABA)やポジティブ行動支援(PBS)では、個人と環境との相互作用に着目し、対象者の適応やQOLの向上を促す環境条件について検討することが重視されます。このような視点はもしかすると皆さまにとってあまり馴染みのないものかもしれません。しかし、恐らくABAやPBSの視点やアプローチは、皆さまの日々の臨床や実践と矛盾するのではなく、むしろ相補完的に機能するのではないかと期待しています。皆さまのご参加をお待ちしております。