Web研修会
2023年3月18日(土)13:00~16:00
3月15日
2023年4月1日(土)~2023年6月30日(金)
6月20日
※2022年度 Web研修会にて開催
大久保 賢一(畿央大学)
田中 善大(大阪樟蔭女子大学)
庭山 和貴(大阪教育大学)
神山 努(横浜国立大学)
学校における児童生徒の「行動の問題」は、学校教育全体の大きな課題の1つです。そのような行動の問題に対しては、応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)の領域においてこれまでに膨大な研究的、実践的成果が示されてきました。
本ワークショップにおいては、ABAのサービス提供モデルの1つであるPBSについて概説し、児童生徒個人を対象としたアプローチ、学級集団を対象としたアプローチについて具体的に解説します。また、PBSに基づきどのように保護者支援を行うことができるかということについても解説していきます。さらに、学校場面においてPBSを実践する際、どのように多職種(例えば心理職と教職)間で協働していくのか、仕組み作りのTipsや注意点などについても共有できればと考えております。
・スクールカウンセラー
・スクールソーシャルワーカー
・教職員 ・教育行政関係者
畿央大学・教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 大学院 教育学研究科 教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 教育学部 現代教育学科 教授
2014年4月 – 2021年3月 畿央大学 教育学部 准教授
2008年4月 – 2014年3月 北海道教育大学 教育学部旭川校 准教授
3ステップで行動問題を解決するハンドブック : 小・中学校で役立つ応用行動分析学
学研教育みらい,学研プラス
大阪府 豊能郡豊能町スクールソーシャルワーカー
奈良県 大和高田市 適応指導教室心理相談員
日本行動分析学会 理事・編集委員
日本特殊教育学会 編集委員
日本ポジティブ行動支援ネットワーク 会長
公認心理師
社会福祉士
2010年 筑波大学 人間総合科学研究科 研究科長賞
学校、教育委員会、障害児者親の会、福祉施設などにおける研修やワークショップ多数
大阪樟蔭女子大学児童教育学部児童教育学科・准教授
2011年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了 博士(心理学)。財団法人日本予防医学協会リサーチレジデント、浜松医科大学特任助教、奈良佐保短期大学講師、大阪樟蔭女子大学講師を経て2019年4月より現職。
「障害児保育(晃洋書房)」
「なるほど!心理学観察法(北大路書房)」
「ケースで学ぶ行動分析学による問題解決(金剛出版)」
「ACTハンドブック(星和書店)」
日本ポジティブ行動支援ネットワーク理事、神戸市発達障害者支援センター「発達支援リーダー養成」事業におけるスーパーバイザー、福島県緊急スクールカウンセラー等派遣事業における福島県教育委員会委嘱子どもの心のサポートアドバイザー等を行う。
公認心理師、認定心理士
日本心理学会第83回大会 学術大会優秀発表賞(題目:小学校における学校規模ポジティブ行動支援の効果、発表者:大対香奈子・田中善大・庭山和貴)
日本心理学会第84回大会 学術大会優秀発表賞(題目:学校規模ポジティブ行動支援が学級の状態および教師のメンタルヘルスに及ぼす効果、発表者:大対香奈子・庭山和貴・田中善大・松山康成)
学校規模ポジティブ行動支援は、学校の全教職員がチームで効果的な支援を行うための枠組みです。ワークショップでは、この学校規模ポジティブ行動支援について紹介します。ワークショップを通して、それぞれの現場で他の支援者と連携し、効果的な支援を進めていくための“ヒント”を見つけていただければと思います。
大阪教育大学 大学院連合教職実践研究科 准教授
2017年3月 博士(心理学)取得 関西学院大学
2015/04/01-2017/03/31 日本学術振興会 特別研究員
2017/04/01-2020/03/31 大阪教育大学 大学院連合教職実践研究科 特任准教授
2020/04/01-現在 大阪教育大学 大学院連合教職実践研究科 准教授
以下、主要な論文です。
・学校規模ポジティブ行動支援 (SWPBS) とは何か? ――教育システムに対する行動分析学的アプローチの適用―― 行動分析学研究 2020年 単著
・学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)が公立中学校における問題行動発生率に及ぼす効果――4年間にわたる実行度の変化と問題行動発生率の推移―― 行動分析学研究 印刷中 共著
・日本教育心理学会 編集委員
・日本行動分析学会 編集委員
・日本ポジティブ行動支援ネットワーク 副会長
公認心理師
・日本教育心理学会 2016年度優秀論文賞
・日本教育心理学会 2020年度城戸奨励賞
徳島県や大阪市など、教育委員会主催の研修講師を多数
心理職として学校現場に関わる際、「学校ってどうしてこうなんだろう…」と思われたことはないでしょうか?ポジティブ行動支援(PBS)は様々な場面で適用可能ですが、特に学校場面においては学校環境そのものを変容していくことによるその効果について、学校・地域規模のエビデンスが蓄積されてきている(心理学に基づく)アプローチです。
横浜国立大学教育学部・准教授
2022年4月~ 横浜国立大学教育学部
2012年4月~2022年3月 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
2008年4月~2012年3月 社会福祉法人梅の里
神山努編(2019)知的障害教育ならではの主体的・対話的で深い学びができる本 : PDCAチェックシートで授業改善! 学研教育みらい.
他共著6冊、分担訳書3冊
日本LD学会常任編集委員
日本ポジティブ行動支援ネットワーク理事
公認心理師、臨床発達心理士
日本特殊教育学会第8回実践研究賞
ペアレント・トレーニングワークショップ(2016、APPBS)
他
ポジティブ行動支援は特別な支援を必要とする様々な方に有効な支援です。一緒に学びましょう。