Web研修会
2022年7月31日(日)13:00~16:00
2022年7月27日(水) 24時
2022年8月14日(日)~11月14日(月)
2022年8月7日(日)~2022年11月4日(金)
※2022年度 Web研修会にて開催
本研修は「若手の公認心理師がチーム医療のなかで、自分で動くための力をつけること」を主な目的とした医療基礎研修です。今回は、「協働する力」に焦点を当てます。研修方法はフィッシュボール(金魚鉢)形式です。具体的にはパネリスト(経験豊富な公認心理師)が現場の経験をもとに各テーマについてディスカッションを行います。金魚鉢の中の様子を外から観察するように、受講者にはパネリストのディスカッションを観察していただきます。ライブ配信のオンライン研修ですので、適宜チャットにて質問やコメントをいただければ、取り上げていきます。ご参加いただけると、公認心理師の生きた経験とその中に眠る工夫やアイディアを一緒に共有し、学びを深めていくことができると思います。
オンデマンド配信(1時間14分)では、3つのディスカッションポイントのディスカッションの様子(各10分程度)をご覧いただけます。その後、まとめの講義(約30分)をご覧いただき、知識を整理し、ご自身がどのようにチーム医療の中で動けばよいのかを考える機会を提供いたします。
医療現場で働き始めて1-3年目くらいの公認心理師、または医療現場で働くことに興味のある公認心理師
高次脳機能障害の患者さんへの神経心理学的検査、認知機能の改善や代償手段の獲得および心理社会的問題に対する認知リハビリテーションを実施しています。医療領域での困り事や工夫点を共有できればと思います。
2019年4月から、当センター初の心理常勤職として勤務しています。現在は主に心不全緩和ケア、心臓リハビリテーション、臨床研究などに携わっています。私の他に、当センターには常勤が1名(脳神経内科)、非常勤が7名(脳内科、移植医療部、糖尿病代謝内科など)の心理職が在籍しています。
主に身体疾患患者さんやご家族への心理的ケアに色々なかたちで取り組んでいます。様々な医療チームの一員として多職種協働を経験し、その喜びと難しさを知りました。医療領域で心理職の特色を活かしながら多職種とどう協働するのか、一緒に考えさせていただけたら嬉しいです。
主にリエゾン・コンサルテーション領域で臨床に従事してきました。2019年から現職にて病棟や外来でがん患者・家族に対する心理的支援を行っています。チーム医療を円滑に進めるために心理師に必要なスキルについてディスカッションできればと思います。
2003年に精神科病棟の非常勤心理師として入職し、重い精神障害をもつ人の退院促進プログラムに従事しました。その後は退院した方や地域で支援につながりづらい方の生活支援・就労支援に関わっています。医療機関内に加えて医療機関と地域のさまざまな職種や機関との連携について意見交換ができればと思います。
2000年から総合病院の心療内科領域で勤務し、2009年以降、肥満・糖尿病治療チームに参与、がん緩和ケアや医療職員のメンタルヘルスケアにも携わってきました。心理職が職場に独りのなか活動領域を開拓してきた経験から、多職種と協働することについて意見交換できると嬉しいです。
2004年から現在まで、精神科専門病院において、外来、デイケア、精神科急性期病棟、医療観察法病棟などで多職種チーム医療を経験してきました。精神科病院での経験から多職種協働についてディスカッションできればと思います。