2021年度 被害者支援研修(全4回)

 「第4次犯罪被害者等基本計画」において、初めて「公認心理師」が支援者に位置づけられることになりました。その中には、「犯罪被害者等に関する専門的な知識・技能を有する公認心理師の要請及び研修の実施を促進する」ことが文言として盛り込まれ、公認心理師に対する期待が高まっています。そこで本会では、全4回の被害者支援研修を実施します。

研修Ⅰ 被害者支援に関する基本的知識と連携

講  師  相澤雅彦(NPO法人World Open Heart)・齋藤 梓(目白大学)

日  時  2021年12月5日(日)9:00~12:00(ライブ配信のみ) <終了しました>


研修Ⅳ 被害者支援への心理学的介入(精神症状に対する対応)

講  師  伊藤大輔(兵庫教育大学)・齋藤 梓(目白大学)

日  時  2022年2月6日(日)13:00~16:00(ライブ配信のみ)

<ワークショップ概要>

 「第4次犯罪被害者等基本計画」において、初めて「公認心理師」が支援者に位置づけられることになりました。その中には、「犯罪被害者等に関する専門的な知識・技能を有する公認心理師の要請及び研修の実施を促進する」ことが文言として盛り込まれ、公認心理師に対する期待が高まっています。そこで本会では、全4回の被害者支援研修を実施します。

【研修Ⅳ】に位置づけられる今回は,「エビデンスのあるトラウマに対する心理療法の概要について理解し,心理教育・リラクセーション・実生活内曝露などの心理学的介入を提供することができるようになること」を目標として,講義やグループワークを実施します。具体的には,トラウマに対する心理療法の理論や近年の動向について簡潔に概観した後に,各介入技法の実践について解説します。特に,犯罪被害者の特徴を踏まえた上で,これらの介入を提供する際の留意点やポイントを押さえながら解説したいと思います。

<想定する対象者>

 ※初級~中級

 ・司法犯罪領域で働く心理職

 ・医療や産業、教育、福祉領域で働く心理職  

 ・トラウマを抱えた方にお会いする可能性のある方

講師 伊藤 大輔 先生(兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 伊藤大輔先生.jpg

●ご略歴

専門は臨床心理学・認知行動療法。主に青年期以降のうつや不安,トラウマ関連障害に対する心理支援や研究、教育を行っている。 これまでに,公認心理師・臨床心理士として、精神科クリニック臨床、スクールカウンセリング、警察被害者等カウンセラー及びカウンセリングアドバイザーなどに携わる傍ら,PTSD治療のための基礎的研究や認知行動療法を援用した被害者・被災者支援の実践研究にも従事している。

●著書

『対人援助と心のケアに活かす心理学』 有斐閣   2017年 (共著)

『PTSDハンドブック -科学と実践-』  金剛出版  2014年 (共著訳)

『トラウマ体験者の外傷後ストレス症状に関する認知行動モデル』風間書房  2013年

●公的活動・学会活動・社会的活動など

公認心理師の会(司法・犯罪・嗜癖部会,医療部会委員)

日本心理学会災害研究支援委員会委員

●資格

公認心理師 / 臨床心理士 / 認知行動療法師 / 認知行動療法スーパーバイザー

●受賞歴など

日本ストレス学会 加藤・岩根賞

日本行動療法学会 内山記念賞

日本認知療法学会 第3回最優秀論文賞





講師 斎藤 梓 先生 (目白大学心理学部 専任講師)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 齋藤.jpg

●ご略歴

目白大学心理学部心理カウンセリング学科専任講師。専門は臨床心理学・被害者心理学。臨床心理士としてスクールカウンセリング、HIVカウンセリング、精神科クリニック臨床などに携わる傍ら、東京医科歯科大学難治疾患研究所にてPTSDへの持続エクスポージャー療法の治療効果研究に従事。その後、2008年より(公社)被害者支援都民センターにて被害者や遺族の精神的ケアにあたる。主に子どもから大人まで、殺人や性暴力被害といった出来事によるトラウマやPTSD、心的外傷性の悲嘆などの問題について、心理支援や研究、教育を行う。

●著書

『性暴力被害の実際―被害はどのように起き、どう回復するか―』(金剛出版、2020年)(編著者)

『子どものトラウマとPTSDの治療 エビデンスとさまざまな現場における実践』(誠信書房,2021年)(分担執筆) 等

●公的活動・学会活動・社会的活動など

法務省性犯罪に関する刑事法検討会委員,法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会委員 等

●資格

公認心理師、臨床心理士

●おもなワークショップ担当歴

PTSD研究会主催 PTSDのためのPE療法ワークショップ

全国被害者支援ネットワーク主催 全国犯罪被害者支援フォーラム「地域社会で被害者家族を支える~子どもへの中長期的支援のために~」パネリスト

令和2年度性暴力被害者サポートネットワーク茨城 「性暴力被害にあった子どもへの対応」  など


研修Ⅲ 被害者支援への心理学的介入(被害者特有の問題への対応)

講  師  齋藤 梓(目白大学)・ 鶴田信子(被害者支援都民センター)

日  時  2022年2月27日(日)9:00~12:00(ライブ配信のみ)

<ワークショップ概要>

「第4次犯罪被害者等基本計画」において、初めて「公認心理師」が支援者に位置づけられることになりました。その中には、「犯罪被害者等に関する専門的な知識・技能を有する公認心理師の要請及び研修の実施を促進する」ことが文言として盛り込まれ、公認心理師に対する期待が高まっています。そこで本会では、全4回の被害者支援研修を実施します。

 【研修Ⅲ】に位置づけられる今回は,「被害種別や年齢等に応じた特徴を理解し、現実的な介入の提案、他機関との連携などの対応ができるようになること」を目標として講義やグループワークを実施します。

具体的には、性犯罪・性暴力の被害に遭われた方への心理学的介入、および犯罪被害によってご家族を失ったご遺族への心理学的介入について、それぞれのトラウマの性質の違い、支援の特徴などを踏まえて、架空事例をもとに支援の実際をお話しする予定です。

<想定する対象者>

 ※初級~中級

 ・司法犯罪領域で働く心理職

 ・医療や産業、教育、福祉領域で働く心理職  

 ・トラウマを抱えた方にお会いする可能性のある方

講師 斎藤 梓 先生 (目白大学心理学部 専任講師)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 齋藤.jpg

●ご略歴

目白大学心理学部心理カウンセリング学科専任講師。専門は臨床心理学・被害者心理学。臨床心理士としてスクールカウンセリング、HIVカウンセリング、精神科クリニック臨床などに携わる傍ら、東京医科歯科大学難治疾患研究所にてPTSDへの持続エクスポージャー療法の治療効果研究に従事。その後、2008年より(公社)被害者支援都民センターにて被害者や遺族の精神的ケアにあたる。主に子どもから大人まで、殺人や性暴力被害といった出来事によるトラウマやPTSD、心的外傷性の悲嘆などの問題について、心理支援や研究、教育を行う。

●著書

『性暴力被害の実際―被害はどのように起き、どう回復するか―』(金剛出版、2020年)(編著者)

『子どものトラウマとPTSDの治療 エビデンスとさまざまな現場における実践』(誠信書房,2021年)(分担執筆) 等

●公的活動・学会活動・社会的活動など

法務省性犯罪に関する刑事法検討会委員,法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会委員 等

●資格

公認心理師、臨床心理士

●おもなワークショップ担当歴

PTSD研究会主催 PTSDのためのPE療法ワークショップ

全国被害者支援ネットワーク主催 全国犯罪被害者支援フォーラム「地域社会で被害者家族を支える~子どもへの中長期的支援のために~」パネリスト

令和2年度性暴力被害者サポートネットワーク茨城 「性暴力被害にあった子どもへの対応」  など

講師 鶴田 信子 先生 (一般社団法人被害者支援都民センター 心理担当責任者)

●ご略歴

大学病院、公立中学校、メンタルクリニックでの臨床業務、大学や専門学校での教育に携わる傍ら、東京医科歯科大学難治疾患研究所にて PTSD への持続エクスポージャー療法(PE)の治療効果研究に従事。現在は、メンタルクリニックや企業で幅広く臨床業務に携わりつつ、2008 年より被害者支援都民センターにて被害者や遺族の精神的ケアにあたり、2021 年よりトラウマやグリーフを専門とする心理相談オフィスを開業。

●著書

公認心理師への関係行政論ガイド(北大路書房,2021)分担執筆

緊急支援のアウトリーチ 現場で求められる心理的支援の理論と実践(遠見書房,
2017)分担執筆
公認心理師への期待(こころの科学ムック)(日本評論社,2016)(分担執筆)

●公的活動・学会活動・社会的活動など

東京公認心理師協会司法領域専門委員会委員

●資格

公認心理師、臨床心理士

ペンシルバニア大学不安障害治療センター 持続エクスポージャー法認定コンサルタント

●おもなワークショップ担当歴

PTSD 研究会 PTSD のための PE 療法ワークショップ
警察庁 「地域における被害者支援等支援」~自治体と関係機関・団体との連携によるきめ細やかな支援の実現を目指して パネリスト

●公認心理師の方へ一言
本研修会へのご参加ありがとうございます。被害者のおかれた現状や心理を学ぶことは支援者の準備性を高めます。


研修Ⅱ 被害者支援におけるアセスメント

講  師  飛鳥井 望(医療法人社団 青山会 青木病院)

日  時  2022年3月20日(日)9:00~12:00(ライブ配信+録画配信3か月)


申  込  マイページよりお願いします 

後  援  一般社団法人 認知・行動療法学会

      公益社団法人日本心理学会

      公認心理師養成大学教員連絡協議会

ポスター  こちら

研修会についてのお問い合わせ先  (株)ヒューマン・リサーチ human_2@abox3.so-net.ne.jp

主要5分野専門研修会 後援 厚生労働省・文部科学省

①2021年度 Web研修会
 WS5:公認心理師のための臨床疫学研究入門
  講師:国里 愛彦(専修大学人間科学部心理学科・教授)・竹林 由武(福島県立医科大学医学部・助教)

 WS6:学校場面におけるポジティブ行動支援―インクルージョンとQOL向上の実現に向けて―
  講師:大久保 賢一(畿央大学・教授)

 WS7:職域横断的な睡眠知識と改善アプローチ
  講師:岡島 義(東京家政大学・准教授)

 WS8:医療で働く公認心理師のエッセンシャルスキルズー医療現場における基本的振る舞いと作法ー
  講師:澤田 梢(広島県立障害者リハビリテーションセンター)・庵地 雄太(国立循環器病研究センター)  

 WS9:学校教員の充実した教育活動を支えるメンタルヘルス支援ー先生が楽しく仕事ができると子どもも学校が好きになるー
  講師:松永 美希(立教大学・教授)・中村 菜々子(中央大学・教授)

 ポスター こちら

後援名義使用許可期間
厚生労働省:令和3年8月24日~令和4年3月31日
文部科学省:令和3年8月24日~令和4年1月28日(WS2~WS5)

研修会参加登録の手順は、以下のリンク先をご覧ください

① Web研修会

2段階方式で行います。
登録者はA方式(ライブ配信)・B方式(録画配信)の両方に参加できます。片方だけ参加も可。

●A方式(ライブ配信)
Zoomによるライブ配信を3時間行います。登録者にはZoom URLをお伝えします。
チャットなどによる質疑応答が可能。参加希望の方はライブ配信3日前までにご登録ください。
●B方式(録画配信)
ライブ配信の録画を動画配信サイトに掲載します。登録者には動画URLをお伝えします。
動画は3か月間、繰り返し視聴できます。配信期間終了10日前までにご登録ください。

参加費

1ワークショップにつき、会員:4,000円/非会員:6,000円

お問合わせ

研修会についてのお問い合わせ先
(株)ヒューマン・リサーチ human_2@abox3.so-net.ne.jp

プログラム

2021年度 Web研修会 第1期

WS5

公認心理師のための臨床疫学研究入門

講師: 国里 愛彦(専修大学人間科学部心理学科・教授)・竹林 由武(福島県立医科大学医学部・助教)

ライブ配信(A方式):2021年10月24日(日)13:00~16:00

録画配信(B方式):2021年10月28日(木)~2022年1月28日(金)

参加募集〆切:2022年1月18日(火)

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ワークショップ詳細



想定する対象者
臨床実践をされている公認心理師

ワークショップ概要

 本ワークショップでは,エビデンスを臨床実践に活かす方法と臨床実践に活かすことができるエビデンスを創る方法について扱う。臨床実践を行う際に,これまで蓄積されてきたエビデンスを活用して,根拠のある実践を行うことが有効な実践につながり,ひいては倫理的な実践にもなる。そこで,本ワークショップの前半では,過去のエビデンスを実践に活用できるようになるためにシステマティックレビューの読み方と活用方法について説明する。また,過去のエビデンスの利用だけでなく,新たなエビデンスを創ることを通して,未来の臨床実践をより良いものにすることも可能になる。そこで,本ワークショップの後半では,新たにエビデンスを創るための研究を実施する上で必要となる研究疑問の立て方,研究デザインの設定方法,研究倫理,研究報告の方法について説明する。

講師紹介



国里 愛彦

所属・役職
専修大学人間科学部心理学科・教授

略歴
関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程

早稲田大学人間科学学術院 助手(2011年~2013年)
専修大学人間科学部心理学科 講師 (2013年~2015年)
同 准教授 (2015年~2021年)
同 教授 (2021年~現在に至る)

著書

『公認心理師のための「心理査定」講義』(分担執筆)北大路書房 2021年
『公認心理師の基礎と実践9:感情・人格心理学』(分担執筆)遠見書房 2020年
『計算論的精神医学: 情報処理過程から読み解く精神障害』(共著)勁草書房 2019年
『公認心理師技法ガイド:臨床の場で役立つ実践のすべて』(分担執筆)文光堂 2019年
『公認心理師養成のための保健・医療系実習ガイドブック』(分担執筆)北大路書房 2018年
その他は,以下を参照ください。
https://kunisatolab.github.io/main/book.html


公的活動・学会活動・社会的活動など

日本認知・行動療法学会 編集委員会 副編集委員長
日本心理学会 機関誌等編集委員会 委員
公認心理師の会 理事
その他は,以下を参照ください。
https://kunisatolab.github.io/main/yoshihiko-kunisato.html

資格
公認心理師・臨床心理士

受賞歴など
日本パーソナリティ心理学会 優秀大会発表賞(2010年)

おもなワークショップ担当歴
日本認知・行動療法学会第46回大会(2020年)「臨床研究の方法論と倫理(臨床実践における倫理を含む)」
臨床心理フロンティア研修会(2015年)「心理職のための神経科学(脳科学)入門」

公認心理師の方へ一言
学校で子どもの問題行動への支援を行う場合,個別に対応するということだけで公認心理師は,科学者-実践家モデルを体現し,エビデンスに基づいた臨床実践が求められると思います。ただ,日々の臨床実践の中でエビデンスに基づいた実践をするというのはどういうことか,さらにエビデンスを作るにはどうすれば良いのか分かりにくい部分もあるようにも感じています。公認心理師として,エビデンスを活用し,エビデンスを作っていくためにどうすれば良いのか一緒に模索していけたらと思います。


竹林 由武

所属・役職
福島県立医科大学医学部・助教
略歴

統計数理研究所リスク解析戦略研究センター 特任助教(2014年~2016年)
福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座 助教 (2016年~現在に至る)

著書
『公認心理師の基礎と実践9:感情・人格心理学』(分担執筆)遠見書房 2020年
『遠隔心理支援スキルガイド:どこへでもつながる援助』(共著)誠信書房 2020年
『ウェルビーイング療法:治療マニュアルと事例に合わせた使い方』(監訳)星和書店 2020年
その他は,以下を参照ください。
https://researchmap.jp/ytake2

公的活動・学会活動・社会的活動など
日本認知療法・認知行動療法学会 編集委員
日本認知・行動療法学会 編集委員会 委員
日本認知・行動療法学会 企画委員会 委員
日本認知・行動療法学会 広報委員会 委員
日本心理学会 代議員

資格
公認心理師・臨床心理士

受賞歴など
第9回不安症学会学術大会 若手優秀演題賞
第77回日本公衆衛生学会総会 最優秀口演賞

おもなワークショップ担当歴
日本認知・行動療法学会第46回大会(2020年)「医療コミュニケーション」
日本認知・行動療法学会第46回大会(2020年)「効果量を使いこなす:. 事例研究から無作為化比較試験までRによる実装と解釈のコツ」
日本認知・行動療法学会第45回大会(2019年)「実践に活きる患者報告式アウトカム尺度の選び方・作り方」
日本自律訓練学会第42回大会学会認定ワークショップ(2019年)「介入研究におけるポイントおよび近年の動向」
日本パーソナリティ心理学会28回大会 講習会 (2019)「しなやかな因子分析モデル:非正規データを扱うTips」


公認心理師の方へ一言
「エビデンスに基づく実践」は、クライエントや患者の安全を守る枠組みであるとともに、われわれ心理職をも守る職業倫理として公認心理師が備えるべき必須の態度だと私は思っています。残念ながらエビデンスに基づく実践を謳う指導的な立場にある方であってもエビデンスを誤って活用する場合が少なくありません。エビデンスを押し付けてかえってクライエントや患者に不利益を生じさせたりすることは避けなけなければいけません。本研修が受講者の皆様にとって、エビデンスを臨床に有効に活用するための足掛かりとなれば幸いです。

2021年度 Web研修会 第2期

WS6

福祉・障害部会ワークショップ
「学校場面におけるポジティブ行動支援―インクルージョンとQOL向上の実現に向けて―」


講師: 大久保 賢一 先生(畿央大学・教授)

ライブ配信(A方式):2021年11月6日(土)13:00~16:00

録画配信(B方式):2021年11月11日(木)~2月11日(金)

参加募集〆切:2021年2月1日(火)

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ワークショップ詳細



想定する対象者

・スクールカウンセラー
・スクールソーシャルワーカー
・教職員
・保育士、その他福祉関係者
・教育行政関係者

ワークショップ概要

 学校における児童生徒の「行動の問題」は、学校教育全体の大きな課題の1つです。そのような行動の問題に対しては、応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)の領域においてこれまでに膨大な研究的、実践的成果が示されてきました。ABAの特徴の1つとして行動を「個人と環境との相互作用」に基づき分析するという点があげられます。本ワークショップにおいては、そのような視点に基づく行動の見立て方や方略立案のプロセスについて解説します。また、罰的手続きの問題点やそれに代わる方法論、「子どもの行動のコントロール」ではなく「子どものQOL向上」を目的とする視点や評価、そして「学校規模ポジティブ行動支援」(School-wide PBS)について概説します。具体的な実践について紹介する中で学校場面における「インクルージョン」についても検討していきます。 

講師紹介



大久保 賢一

所属・役職
畿央大学・教授

略歴
2008年4月 – 2014年3月 北海道教育大学 教育学部旭川校 准教授
2014年4月 – 2021年3月 畿央大学 教育学部 准教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 教育学部 現代教育学科 教授
2021年4月 – 現在 畿央大学 大学院 教育学研究科 教授

著書
3ステップで行動問題を解決するハンドブック : 小・中学校で役立つ応用行動分析学
学研教育みらい,学研プラス


公的活動・学会活動・社会的活動など

大阪府 豊能郡豊能町スクールソーシャルワーカー
奈良県 大和高田市 適応指導教室心理相談員
日本行動分析学会 理事・編集委員
日本特殊教育学会 編集委員
日本ポジティブ行動支援ネットワーク 会長

資格
公認心理師・社会福祉士

受賞歴など
2010年 筑波大学 人間総合科学研究科 研究科長賞

おもなワークショップ担当歴
学校、教育委員会、障害児者親の会、福祉施設などにおける研修やワークショップ多数

公認心理師の方へ一言
応用行動分析学(ABA)やポジティブ行動支援(PBS)では、個人と環境との相互作用に着目し、対象者の適応やQOLの向上を促す環境条件について検討することが重視されます。このような視点はもしかすると皆さまにとってあまり馴染みのないものかもしれません。しかし、恐らくABAやPBSの視点やアプローチは、皆さまの日々の臨床や実践と矛盾するのではなく、むしろ相補完的に機能するのではないかと期待しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

WS7

職域横断的な睡眠知識と改善アプローチ

講師: 岡島 義(東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科・准教授)

ライブ配信(A方式):2022年2月13日(日)13:00~16:00

録画配信(B方式):2022年2月17日(木)~5月17日(火)

参加募集〆切:2022年5月7日(土)

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ワークショップ詳細



想定する対象者
公認心理師,臨床心理士,医師,看護師,作業療法士,産業カウンセラー,キャリアカウンセラー,大学院生

ワークショップ概要 

生きとし生けるものが行っている活動の1つが睡眠です。ここ30年の間に睡眠に関する基礎研究と臨床実践が急激に進み,そのメカニズムや重要性がクローズアップされるようになりました。年代による睡眠の変化やそれに合わせた改善アプローチの効果など,知れば知るほど皆さんの専門性を向上させるものばかりです。

例えば,不眠症はうつ病の前駆症状であるだけでなく,うつ病の維持・再発要因となることが明らかにされており,そのような不眠症に対して認知行動療法を実施することで,精神症状や身体症状が緩和したり,労働生産性が向上することが示されています。

本ワークショップでは,睡眠に焦点を当てた対人支援を行う上で必要な睡眠の基礎知識に加え,さまざまな睡眠問題に対する改善アプローチについて実践例を交えながら紹介していきます。

講師紹介



岡島 義

所属・役職
東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科 准教授

略歴
2003年 日本大学文理学部心理学科 卒業

2008年 北海道医療大学大学院心理科学研究科博士後期課程修了(博士〔臨床心理学〕)

2008年 医療社団法人絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木 心理士

2015年 早稲田大学人間科学学術院 助教

2018年 現職

著書
「1時間多く眠る!睡眠負債解消法(さくら舎)」,「4週間でぐっすり眠れる本(さくら舎)」,「使う使える臨床心理学(弘文堂)」など

公的活動・学会活動・社会的活動など
日本睡眠学会評議員,日本認知・行動療法学会代議員,日本行動医学会評議員,日本不安症学会評議員,公認心理師養成大学教員連絡協議会(公大協)広報委員長

資格
公認心理師,臨床心理士,認知行動療法師,認知行動療法スーパーバイザー,産業カウンセラー

受賞歴など
ホームページをご参照ください https://behavioral-sleep-sciences-lab.jimdofree.com

おもなワークショップ担当歴
日本睡眠学会教育委員会主催「不眠症に対する認知行動療法ワークショップ」講師,など

公認心理師の方へ一言
睡眠を知ることで心理―生物―社会モデルに基づくアプローチが実施しやすくなります。

WS8

医療で働く公認心理師のエッセンシャルスキルズー医療現場ーにおける基本的振る舞いと作法

講師: 澤田 梢(広島県立障害者リハビリテーションセンター)・庵地 雄太(国立循環器病研究センター)

ライブ配信(A方式):2022年2月27日(日)13:30~16:30

録画配信(B方式):録画配信はありません

参加募集〆切:2022年2月19日(土)

プログラム詳細を見る ▼

ワークショップ詳細

ワークショップ概要 

<準備中です>

WS9

学校教員の充実した教員活動を支えるメンタルヘルス支援ー先生が楽しく仕事ができると子どもも学校が好きになるー

講師: 松永 美希(立教大学・教授)・中村菜々子(中央大学・教授)

ライブ配信(A方式):2022年3月12日(土)13:00~16:00

録画配信(B方式):2022年3月17日(木)~6月17日(金)

参加募集〆切:2022年6月7日(火)

プログラム詳細を見る ▼

ワークショップ詳細

ワークショップ概要 

<準備中>

注意事項

【参加に関する注意事項】

  • どなたでも参加いただけます。公認心理師以外の方も歓迎します。
  • 2021年度の会員登録が完了して年会費を支払った方のみ会員参加費となります。会員登録途中の方や、年会費未納の方は、非会員会費となります。
  • 非会員・初参加の方は、Webサイトの「非会員・初参加の方」をご覧ください。新規ユーザ登録をしていただく必要があります。これを機に入会をお勧めします(年会費5000円、入会金なし。入会特典多数。3つのワークショップに参加すれば元が取れます)。
  • 先着順に受け付けます。定員に達し次第、受付を終了します。
  • お支払いいただいた参加費は返金できません。
  • 予約が完了すると、メールが届きます。
  • 配付資料や映像資料の録画・転送・転用は厳禁とします。
    配付資料や映像資料の無断での録画・転送・転用は法律違反となります。受付の際に、遵守事項を個別に回答していただきます。遵守事項に合意した方だけ、その後のご連絡を差し上げます。
【A方式(ライブ配信)に関する注意事項】
  • 安定した電波状況のもとでご参加ください。電波状況によるトラブルには責任が負えないことをご了承ください。
  • 不測の事態などで配信が途切れることなどもありえますがご了承ください。 その場合でも、B方式(録画配信)で完全版を配信いたしますので、最初から視聴できます。
  • 対面開催に比べ、Web開催では質疑応答や演習などの効果が限られてしまうことをご了承下さい。
【B方式(録画配信)に関する注意事項】
  • 動画配信URLは受講者のみにお知らせします.受講者以外への拡散は厳に禁じます。
  • 録画配信では質疑応答はできません。また、A方式(ライブ配信)とB方式(録画配信)では、内容が異なることがあることをご了承ください。


お申し込みは以下のページより行ってください

お申し込み方法はこちらをご覧ください(会員の方非会員・初参加の方非会員・2回目以降の方

② 2021年度 年次総会

ごあいさつ(公認心理師の会 理事長 丹野義彦)

詳細をみる

●年次総会の3つの機能

 公認心理師の会は、2018年11月の発足以来、3年がたち、会員数も増加し、その活動は拡大・深化しています。各分野での活動が細分化されたため、他の分野の方々と顔を合わせる機会を設けたいという声が強くなり、「年次総会」を毎年開くことにしました。

年次総会には次の3つの機能があります。

A)会員の交流機能(会員が一同に会し、顔を合わせ、学び、親睦を深める場をつくるため)
B)学会機能(科学者・実践家モデルにもとづく実践研究を推進し、生涯研鑽の場をつくるため)
C)広報機能(当会の活動を内外に知らせ、当会の理念の普及をはかる場をつくるため)

 2020年の年次総会は、東京大学駒場キャンパスで対面開催する予定でしたが、コロナ禍のために開くことができず、そのかわりに、総会のシンポジウム等の7本の企画をYouTubeで無料公開し、好評をいただきました。本年2021年度もコロナ禍のため対面開催は無理となりましたので、Web開催といたします。当会の5分野の部会が中心となり、時間をかけて企画を進めてまいりました。

 みなさまどうぞご視聴・ご参加いただけますようお願い申し上げます。

●『公認心理師の会学術雑誌 科学者・実践家モデル』の発行のねらい

 年次総会の3つの目的のうち、(B)学会機能を強化するため、大会論文集を発行しています。今年で2集目となりますが、論文集タイトルを「公認心理師の会学術雑誌 科学者・実践家モデル」としました。科学者・実践家モデルは当会の基本理念をあらわします。

 年次総会での有益で水準の高い実践研究活動の成果を蓄積し、会員全員が共有するために、また当会の研修の機能や学会の機能を強化させ、会員のみなさまのスキルアップとキャリアアップに寄与するためのものです。

総会テーマ

日時

参加費

公認心理師のコンピテンスを身につけ、スキルアップをめざそう

2021年11月1日~2022年3月31日

無料

開催方法

1)シンポジウム企画:オンデマンド配信
当会Webサイト一般公開ページおよび会員専用ページにてYouTube配信をいたします。
2)会員交流企画: ZOOMミーティング形式
当会の5つの専門部会がそれぞれ拡大部会ミーティングを開催します。
当会会員は、ご参加いただくことができます。詳細は、会員に後日ご案内いたします。

プログラム集


プログラム

PG1

【一般公開】医療部会企画シンポジウム
ダブルライセンスの公認心理師に聞く!-現状や取り組み、困りごとを聞き、今後を一緒に考えよう-

PG2

【会員限定】司法・犯罪・嗜癖部会企画シンポジウム
日常の心理臨床で出会う精神障害とアディクション

PG3

【会員限定】教育・特別支援部会企画シンポジウム
教育領域における公認心理師の役割と諸課題:各教育段階の現場から

注:下記はシンポジウムの紹介動画(約3分)です

PG4

【会員限定】福祉・障害部会企画シンポジウム
児童福祉施設における虐待を受けた子どもたちへの心理支援

注:下記の動画(約30分)では話題提供1を一般公開しております

PG5

【会員限定】産業・労働・地域保健部会企画シンポジウム
心理師が産業場面でどのように活躍していくのか

詳細はプログラム集をご覧ください。
広報用の案内を準備しました。ご関心のある方にご紹介いただければ幸いです。

チラシ

注意事項

【参加に関する注意事項】
一般公開プログラムは、どなたでもご視聴いただけます。
会員限定プログラムは、公認心理師の会の会員限定ページにて公開いたします。
会員のみがご視聴いただけます。この機会にご入会をお勧めします。
入会方法は、当会のウェブサイトをご覧ください。

過去の研修会・総会・講演会

過去に開催された研修会の情報は以下よりご覧いただけます。

開催年度詳細情報
2021年度 研修会・総会・講演会表示
2020年度 研修会・総会・講演会表示
2019年度 研修会・総会・講演会表示